東京に住む高校生、水前寺徹(すいぜんじ・とおる)は、ある日の午後、自宅の蛇口に吸い込まれた。流されて行き着いた先は、建物の上に水道管が張り巡らされている世界で、そこで出会ったエルダという人物によると、全ての人が水を自由に操る水操術という力を持っているらしかった。
 エルダは水操術の全てを知るために旅をしており、別世界から来たという徹にも興味を示して同行を促した。衣食住の安定も必要だったため徹はこれを承諾。エルダは水操術の全てを知るため、徹は元の世界に帰るため、2人の旅が始まる。

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登場人物

水前寺徹(すいぜんじ・とおる)
 主人公。東京に住む高校2年。とある日曜日の午後、自宅の蛇口に突如吸い込まれて、ハイドライルという国しかない世界に飛ばされた。

エルダ
 徹がハイドライルに飛ばされた現場にいた旅人。水操術の全てを知る目的で旅をしており、別世界から来たという徹にも興味を示して同行を促した。